社員研修の講師に必要なポジティブ思考とは?


ポジティブ思考とネガティブ思考の違い

社員研修の講師に必要とされるリーダーマインドは、できるだけポジティブに物事を考えることで磨かれていきます。楽観的(ポジティブ)思考と悲観的(ネガティブ)思考については有名なたとえ話があります。同じコップの残量を見て、ネガティブ思考者は「もうこれしかない」と考え、ポジティブ思考者は「まだこんなに残っている」と考えるというものです。問題はこのあとにあります。「もうこれしか残っていない」とネガティブに現状をみた講師が、次にどんな結論を出すかです。単純に「だから、もうだめだ。みなさん諦めましょう」と結論づければ、その社員研修は、ネガティブ思考が蔓延し救いようがなくなってしまいます。

ポジティブ思考には方法論も必要

しかし、「もうこれしか残っていない」「だから、より有効に残りの水を使う方法を皆で考えよう」と結論づければ、より有効な「具体的な水の使用方法」のアイデアを出し合うことが可能になります。途中がネガティブでも、講師としての結論が適切であれば、冷静な判断や意思決定となります。ただし、ネガティブ思考は、しばしば受講者の気持ちを暗くするという欠点があります。それに対し、ポジティブ思考は受講者の気持ちを明るくします。ただし、方法論が欠如したボジティブ思考はただの能天気で、やはり意味がありません。真のポジティブ思考の講師は、「まだこんなに残っている」「だから、大丈夫だ。皆でもうひと踏ん張りしよう。より有効な水の使い方を考えよう。皆の意見がほしい」と受講者を励まし、希望を与えつつ、良案を求めるのです。

管理職研修とは、企業で行われる職員研修の中でも特に管理職に特化した研修です。通常の業務以外にも、部下の育成や社内全体のマネジメントなど管理職に必要とされる能力を養うことを目的に実施されています。